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RASA8" 1時間のスバル

タカsi

タカsi

この三連休は台風19号が過ぎ去ったり、子供の運動会で綱引きやったり^^;
その他は、大体画像処理やっていたように思います。。
淡くてややこしいのは、なかなか思い通りにいかないことがほとんどで、やり直し処理が詰まってくるので、そういう時は明るい対象を処理する事でリフレッシュ⁈できることに気づきました^^
先週金曜日のすさみ町での撮影分に、スバルを撮ってたのを思い出しました。
恐らく天頂付近に昇っていた条件の良いスバル、カブリ補正はほとんど不要でした。
明るい天体はコンポジット後にデジ現をやった段階で、ほぼ全貌が把握できる、、これは淡い対象にはない安心感ですね。
「なにがでるかな、ナニガデルカナ♪」で炙るのもいいですが(笑)
前置きはさておき、明るいスバルを撮ったのは、RASA8の前面に取り付けたカメラ配線の取り回しをワイヤーを使って固定したので、光条がどう出るのかを確認する目的が一番でした。
それと、L/C撮影の練習。いわゆる「カラーアシスト©」のLRGB合成の一連の作業の確認をするには、スバルは好都合でした。

2019/10/4 M45 すばる 
SQM: 21.74  標高125m 和歌山県 周参見町 気温22℃ 湿度80%
架台:AXD2 APTによるツイン制御
ガイド:QHY5LM2 +Kowa75mm PHD2ガイド
撮影鏡筒:RASA8''Twin  FL400mm F2
撮影カメラ:ASI 294MC Pro (-10℃)
フィルター:ZWO L
露出 gain120 120s x29 (総露光58分)
Sky Flat x各30枚  Dark x15枚 FlatDark x30枚
ステライメージ8にてコンポジット FAPにて対数現像 PSCCにて強調処理

M45 c29 DG (1)

なんか特殊な光条になりました。カメラレンズで絞った時のような「ウニ」状でしょうか。
十字スパイダーにしたほうがいいのか、悩みどころです。
あれ?ワンショットカラーだけですか??
実は、L画像のゴーストが酷くて、294MCのRGB画像だけの方がまとまりが良いように思えてきました。前出のNGC1333と同じで、ノンディザリングが祟って淡い部分は縮緬ノイズの影響が残っていますが(除去しきれませんでした)、294MCのダイナミックレンジの広さに驚かされました。
14bitADCが効いているのかわかりませんが、1600MMと比べると雲泥の差です。

スクリーンショット 2019-10-14
ステライメージによるLRGB合成画面。
右が位置合わせ済のL画像。結構回転してますね。。
10秒の短時間露光画像を用意して飽和復元合成を行っても、294MCのワンショット画像の方がワイドダイナミックレンジだったのには驚きです。
輝星のゴーストが酷いですが、L画像には縮緬ノイズが発生していないので、淡い部分の描写はこちらのほうが自然です。

撮影カメラ:ASI 1600MM Pro / ASI 294MC Pro (-10℃)LRGB合成
フィルター:ZWO L
露出: L gain 139 120s x 29 / C gain120 120s x29 (総露光116分)
Sky Flat x各30枚  Dark x15枚 FlatDark x30枚
ステライメージ8にてコンポジット FAPにて飽和復元合成・対数現像 PSCCにて強調処理

M45 LRGB

Lフィルターには無頓着でした。
輝星を撮影して初めてこの問題に気づきました。
294MCと1600MM、どちらもZWOのLフィルターですが、1600MMのゴーストの出方が酷いです。
肝心の光条にはゴーストの影響か、ワイヤリングの影がしっかり出てしまいました。
やはりフィルターの影響なんでしょうか。
お勧めのLフィルター、教えてくださいm(__)m
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Comments 14

There are no comments yet.
あーちゃー  

タカsiさん、こんばんはヽ(・∀・)ゞ
L画像のゴースト、確かにこれだけの数を画像処理で退治しようとするとさすがに骨が折れますね。。(;∀;)
でも淡いガス部分の滑らかさは捨てがたい・・(-_-;;)
心の葛藤声がとてもよく聞こえてくる気がします(笑)
それにしても294MCすごいですね( *゚∀゚)=3
M45の醍醐味「刷毛目」が反射雲全体まで繊細に写し出されていて美しいです(〃∀〃)
ウニ光条、自分は工場夜景っぽくて綺麗なので嫌いじゃないですが、人によって好み分かれますよね^^
輝星ゴーストさえ何とか解決できればかなりの戦力になりそうですね!!( *゚∀゚)=3

2019/10/15 (Tue) 00:44 | EDIT | REPLY |   
UTO  
ゴースト

ある意味、シュミットカメラらしくって良い気もしますが σ(^^;
ツインシステムですので、あえて、ASI1600Pro側には何もフィルター入れなくても良いじゃないですかね。
散光星雲では不利(コントラスト弱くなり星が増える)な面もあるのですが、分子雲は近赤外でも光っているので有利です。
あとはフィルターなしでもゴーストが出るのかは一度は試さないと(シュミットカメラなので、出るのは仕方ないんじゃないかなーという気もするのです・・)、無駄な買い物をすることになるかも、です。

あとは、カラーカメラだと、光をR,G,Bで3分割しているので、Lフィルタ側の露光時間をその分、短くして評価してあげないといけないかな。
それにしても、ASI294Proは良い性能ですねえ、RASA8との明るい光学系との組み合わせであることも大きいのでしょうが、淡い部分までバッチリですね。

縮緬ノイズ、やっぱりCMOSだとダークフレームのマッチングが今一歩ですよね、、




2019/10/15 (Tue) 07:18 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To あーちゃーさん

おはようございます。
毎度コメントありがとうございます。
ゴースト退治は分子雲に乗っかっているので早々に諦めました。。
今回は縮緬ノイズが発生しているので余計に葛藤がありましたが、294MCの描写力に助けられた感じです。
M31とM45は北半球に住んでてよかったと思わせる、素晴らしい天体だと思います♪
光軸と光条のチェックには欠かせません!なんていうと、南半球の方たちに怒られそうです、。
次回遠征時には、十字スパイダー光条になっているかもしれません^^

2019/10/15 (Tue) 09:50 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To UTOさん

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます^^
なるほど、近赤外も有効でしたら、Lフィルター無しというのも手ですね。
ただ、フィルター無しの場合、光路長が変化するので、他の対策をしておかないと星像がヤバくなるはずなので、調整しないと^^;
自宅で試してみようと思います^^
それにしても、1600MMのPanasonicセンサーはサッポロポテト現象が出たりと、輝星に弱い印象です。
今回はL/C共にユニティgainで撮影していますが、カラーフィルターを考慮しても、294MCは大健闘です。Sonyセンサーは強いですね~。
縮緬ノイズ、ワンショットカラーの場合は出やすいのでしょうか。
2日連続で計6台の極軸をポールマスターで合わせましたが、そんなに極軸精度のバラツキは無いように思うのですが、、ディザ必須ですかね。。

2019/10/15 (Tue) 10:22 | EDIT | REPLY |   
こたろう  
分子雲上のゴーストは・・・

こんちは。
分子雲やガスの上のゴーストはその部分の色のまま光源の色が乗っかてるだけだと思うので、その形にマスクが作れれば輝度調整だけで(たまに色バランス変えないといけない時もありますが・・)目立たなくできると思いますよヽ(゚∀゚)ノ

2019/10/15 (Tue) 10:51 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To こたろうさん

こんにちは。
コメントありがとうございます^^
マスクで輝度調整ですか!
ゴーストマスク作り、難しそうですがやってみます♪

2019/10/15 (Tue) 12:32 | EDIT | REPLY |   
ひろたろう  

タカsiさん、こんにちは。
精力的に活動されてますね!(◎_◎;)
スバルのゴーストは厄介ですね(T ^ T)
私の場合R200SSですけどスパイダーとフィルターの関係で変な光条になるので最初から諦めて撮影しません(T ^ T)
意外とスバルは難敵の天体であります(^○^)

2019/10/15 (Tue) 12:56 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ひろたろうさん

こんにちは。
毎度コメントありがとうございます。
輝星に発生するゴースト、ほんと厄介ですね。。
R200SSでも出ますか。恐らくPHの後端レンズとカメラのセンサー前のフィルターで干渉しているのかもしれませんね。
BKP200とEOS kiss X5(HKIR)の組み合わせは盛大にゴーストが出ますが、EOS6D(HKIR)との組み合わせでは目立ちません。
対象によっては作品の出来に大きく影響するので、何とか緩和できるように対応策を検討中です(^^;
スバルはゴーストの「目立たない」機材セットで撮った方が吉ですね^^

2019/10/15 (Tue) 17:59 | EDIT | REPLY |   
たっくん  

いつ見てもM45は綺麗ですね。
星とガスの密集具合が絶妙で、何度撮影しても飽きない対象です。
一つ素朴な質問なんですがいいですか?
私の撮影したM45より輝星の大きさがだいぶ小さいのですが、これは画像処理によるものですか?それともカメラの特性によるものですか?
星が小さくなっても輝きに力があると、存在感があっていいっすね。

2019/10/15 (Tue) 21:41 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To たっくんさん

こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
スバルは北半球に住む星屋の味方です!
輝星の大きさについてですね。
今回のスバルは短時間露光をミックスするHDR処理やStarnet++を使った星消し作業はやっていません。
Flat Aide Proの対数現像で下絵を作り、psの輝度マスクで数段炙りました。
対数現像の段階では随分コントラストが低い状態で吐き出されますが、星は飽和手前で小さいです。
カメラについてはダイナミックレンジが広いので、デジカメより長めの露出でもなかなかサチりません。
今回のセットでデジカメの設定だと、iso1600 60秒でいい感じだと思います。
星の大きさの表現は、大中小がバランスよく存在する方が見栄えが良いと思います^^
という意味ではゴーストで輝星が肥大化して見えるのは、よくないですよねぇ〜^^;

2019/10/15 (Tue) 22:00 | EDIT | REPLY |   
OOKEN  
もくもくの濃淡が綺麗です

OOKENです。もくもくの濃淡が透明感も有りとても綺麗です。また、周辺の星色が昴周辺でこんなに素敵であることを初めて知りました。さすがのぼちぼち流です。

2019/10/16 (Wed) 12:46 | EDIT | REPLY |   
ハチベエ  

ほほぅ(*゚д゚))
これが、刷毛目状。。。
こんにちは(^^)/
すばらしいスバルありがとうございますm(__)m
僕も霧の中のスバル~♪を処理中(心折れかけ)ですので大変参考になります。
ゴーストバスターは難しくて違和感なく処理が出来たためしがありません(笑)

2019/10/16 (Wed) 13:04 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To OOKENさん

こんばんは。
お褒めのコメントありがとうございます。
スバル周辺の星色はあまり派手ではないと思うのですが、青い星々の中で黄色い星はよく目立ちますね!
OOKENさんも秋の夜長にスバルを是非^^

2019/10/16 (Wed) 21:49 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ハチベエさん

こんばんは。
コメントありがとうございます^^
スバルは観て楽しい、写して楽しい、処理して楽しいの三拍子揃ってますね。
画像処理次第でいろんな表情を見せますが、短い筒でワイドに分子雲を狙うのも面白そうですね。
さてさて、スバルの季節はまだ続きますので、気が向いたらいろんな切り口で責めていきましょう!
私は次回撮るときは200mmくらいで狙いたいと思ってます^^

2019/10/16 (Wed) 21:54 | EDIT | REPLY |   

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