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飽和復元合成 馬頭星雲周辺

タカsi

タカsi

とうとう9連休の正月休みが終わり、本日は仕事始めでした~。
多くの経済アナリストの予測では、これから数年間の不況を覚悟しないといけないとか、恐ろしい分析に耳を塞ぎたくなります^^;

さて、今年初の遠征に1/3 晴れの国「岡国」に行ってまいりました。
前日の1/2はGPV様の予報では朝まで快晴だったはずが曇ってしまったようなので、疑心暗鬼のまま現地に赴くことになったのですが、結果は「朝までド快晴♪」でした^^

今回は久しぶりに、ε-130Dとフォーサーズカラーカメラの組み合わせで撮影しました。
半月の月没が0時過ぎですが、22時頃からテスト撮影のつもりで馬頭星雲付近を「カブリ上等」でお構いなく撮影していきます。
途中、子午線反転を行い、後半は月没後の撮影となりました。
南天が明るい&月明かりなので、作品化は考えていませんでしたが、やっぱりオリオン座は画像処理してみると、楽しい♪
そうそう、タイトルの通り、5秒の短時間露光ファイルを合成して、飽和肥大しがちな明るい輝星(アルニタク)の芯を残すHDR処理の練習を行いました。
ついでに、LEDフラットと薄明Skyフラットのコンポジット後の違いの検証も行いました。

2020/1/3 オリオン座 馬頭星雲付近 岡山県 大芦高原
SQM: 21.69  標高479m 気温4℃ 湿度75%
架台:SXD2 APTによるツインディザ制御
ガイド:QHY5LM2 +Kowa75mm PHD2ガイド
撮影鏡筒:ε-130D  FL430mm F3.3
撮影カメラ:ASI 294MC Pro (-10℃)
フィルター:バーダー L
露出 : RGB  gain120 180s x36 , 5s x10
 (総露光109分)
Sky Flat x20枚  Dark x33枚 FlatDark x30枚
SI8にてコンポジット FAPにて対数現像/飽和復元合成 PSCCにて強調処理

ic443

短時間露光ファイルを使ってのHDR合成ですが、ようやくコツを掴んできました。
最初は位置合わせの段階でオロオロしていたのですが、随分手際よくできるようになってきました^^;
ちなみに、3分露光の画像を普通にステライメージでデジ現すると、
ic443 c19_c17 DG test
やはりアルニタクは肥大してしまいます。
294MCはかなりのダイナミックレンジを持っていますが、それでも3分も露光すると明るい部分はサチってしまい、諧調を復元することは難しいです。
短時間露光ファイルはあっという間に撮影できるので、最近は忘れずに撮影しておくようにしています。
今回はカラーカメラという事で、フラットもLEDトレース板を使う方法と、薄明フラットを使う方法の比較をしてみました。
スクリーンショット 2020-01-05 flat
左がLED板、右が薄明スカイフラット。
明らかにLED板の方は過補正がでてしまい、緑が浮いてしまっています。
これくらいの過補正だと後から修正は可能ですが、やはりスカイフラットの方が処理はしやすいと感じます。
緑が浮くという事は、アンバー系のフィルムを入れると解消されるのでしょうか??
未だにカラーカメラでのフラット取得に慣れません。。

IMG_8110.jpg
前夜は腹痛でダウンしていましたが、当夜はお腹の具合にビビりながら、何とか完走できました(笑)
薄明開始直前に雲が出てきましたが、ほぼ満点の夜空に感謝です!
夜が長いので、月没からでも5時間撮影できました。

さてさて、これからややこしいシリーズの処理が待っているので、ぼちぼち処理しますか~(^-^;
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Comments 22

There are no comments yet.
やまぎりK5  

こんばんは!

「うわぁ~、凄い。。」としか言えないのですが、素晴らしい馬頭星雲ですね。
機材の使いこなしも凄いと思うのですが、画像処理に関しても熱心で、入選作品を量産されるのも当然の結果ですね。
恒星が小さく精細で、スパイダーの光条が「シャキ~ン!」ってなるのに憧れますが、私のはいつもキレがありません^^;

2020/01/07 (Tue) 00:58 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To やまぎりK5さん

おはようございます。
毎度コメントありがとうございます^^
馬頭付近は何度撮っても新しい発見があるので面白いです。
スパイダーの光条ですが、BKP200と比べると細くて長く出る気がします。
スパイダーの形状に由来するのでしょうか?
そういえば、毛先が割れてるのが気になってきました(笑)
スパイダー弄るの苦手なんですよねぇ~。。

2020/01/07 (Tue) 07:59 | EDIT | REPLY |   
おりおん  

おはようございます(^^)/
遅くなりましたが、IC348入選おめでとうございます。
破竹の勢いで連続入選、すごいです。

燃える木・馬頭、美しいですね~!!
周辺の淡いガスや馬頭から広がる赤を無理に強調せず、燃える木と馬頭を主役に置いたバランスが素晴らしい。
そしてアルニタクや星々の輝き、美しさが最上級です。
ずっと見入っていたくなりますよ(^^♪

2020/01/07 (Tue) 10:01 | EDIT | REPLY |   
ひろたろう  

タカsiさん、こんにちは。
馬頭星雲付近とても美しい表現です。
星色も散光星雲の配置も共に素晴らしい作品ですね!(◎_◎;)流石です。
やっぱりε-130Dの光条はとても美しいですね!

2020/01/07 (Tue) 12:04 | EDIT | REPLY |   
ハチベエ  

こんにちは(^^)/

こ、これはどこの馬頭星雲デスカ?( ゚Д゚)
このクオリティ、僕にも分けてください...って、違うか。。。
ここ最近のタカsiさんの出してくる画像が以前にもましてレベルが上がってませんか?
語彙が貧弱な僕にはすごい!!とかすんばらしい!!とかタマランチ会長!!とか...って、結構出てくるな(笑)
いや、そんなことはどうでもよくて。。。
シンプルにすごくきれいな馬頭星雲だと思います。見てるこちらもキラキラしてくるような(錯覚です)そんな素晴らしい画像ありがとうございます。
輝星の飽和肥大を防ぐのに+αで短時間露光撮影が有効なのですね。僕も真似してみようと思います!!

2020/01/07 (Tue) 12:24 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To おりおんさん

こんにちは。
お祝いコメント頂き、有難うございます。
おりおんさんの真言通り、NGC1333の後はIC348を撮っちゃいました^^
入選できたのはおりおんさんのおかげです♪
今回の馬頭周辺、ちょっとおりおんブルーを意識してみたんですけど、どうでしょうか。(怒られる~^^;)
美しさ最上級、有難き幸せ。嬉しさ最上級でございます^^

2020/01/07 (Tue) 14:39 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ひろたろうさん

こんにちは。
毎度コメントありがとうございます。
馬頭付近は撮らずにはいられないですよね(笑)
分かり易く美しい天体が集結しているこのエリア、星野写真やってて良かった~と思えます^^
アルニタクの光条は派手に伸びますが、これは好き嫌いが分かれるところですよね。
次の新月期は、まだオリオン座近辺狙えそうですね!

2020/01/07 (Tue) 14:49 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ハチベエさん

こんにちは。
タマランチ会長発動、ありがとうございます(笑)
馬頭付近はどんな切り取り方をしても、絵になりますよね~。
良くわからないマイナーな淡モノと比べて、遥かにインパクト高いと毎度感じてしまいます。
明るくて撮影しやすいですが、画像処理はいくつか気を付けるポイントがあるみたいですね^^;
その一つがアルニタクの処理でして、短時間露光のファイルを合成してあげると良い感じになりますよ~♪

2020/01/07 (Tue) 15:42 | EDIT | REPLY |   
マルさん  

こんにちは!
飽和復元(HDRかな?)が効いて恒星がきりっと引き締まっていますね。
星の色もキレイに出ていて見ごたえがあります。
フルサイズだとフラット補正に苦しむε-130DですがAPSCだと気持ちよく仕上がりますね。
フラットは合わないですか・・・色が合わないのはカラーフィルムで合わせるしかないでしょうが、合わなくてもがぞうしょりでたいおうできるレベルなら問題はないと思います。

2020/01/07 (Tue) 16:06 | EDIT | REPLY |   
ゴットハンド  

すさまじい光条ですね!
カブリも感じさせない処理も上手にされてますね。
自分も、数秒露出の画像は毎回撮ってるんですが、自分のPCだとうまく行ったり行かなかったりです。
タカsiさんは、tiffでフラットエイドに持って行きますか?それともfits?
これから春銀河のシーズンなので、この辺しっかり押さえておくかな。

2020/01/07 (Tue) 18:18 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To マルさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。
飽和復元合成は慣れるまで面倒だったのですが、だんだん慣れてきました^^
HDR処理はやり過ぎると不自然になってしまうと思うので、いい塩梅が難しいです。
今回のカメラはAPS-Cより小さいフォーサーズなので、フラット補正は全然イージーなのですが、どうもLED板の使用には気を使います。。
次回はフィルムを挟んで試してみようと思います。

2020/01/07 (Tue) 18:19 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ゴットハンドさん

こんばんは。
ツイン教の方ですね(笑)
SIで短時間露光分もコンポジット/位置合わせを終えたFits画像をFAPに持っていってます。
どのようなパラメーターが最適なのかは、まだまだよくわかっていないのですが、輝星のHDRはあまり失敗しません。
M42の中心とかはパラメーターを追い込んでやる必要があるのかもしれませんね。

2020/01/07 (Tue) 18:25 | EDIT | REPLY |   
OOKEN  
シャープ過ぎ

OOKENです。馬頭と輝星と輝星の光条がシャープ過ぎです。美しいです。私もイプシロン130Dを購入して、昴を撮影して光条がシャープだと思ったのですが、タカsiさんのは異常❔です。私も頑張って撮影と画像処理をしてみます。
また、マルさんが書き込みされているように、6Dフルサイズでスカイフラット暗が打率3割位しか合いませんでした。おりおんさんは平気?で撮影と画像処理をされているので、どなたかコツを教えて欲しいです。

2020/01/07 (Tue) 20:46 | EDIT | REPLY |   
Marshall  

こんばんは。
1ショットカラーでも十分素晴らしいですね。
FAPでの飽和復元は私も何度か挑戦してるんですがイマイチうまくできません。
そうそう、普通では位置合わせ出来ないんですよね。
確か画像サイズを同じにしないとでしたっけ?
PS持って行って重ねて周辺トリミングでもすればいいのかなあ?とか思ってますが、その辺で躓いて投げてます。
今度ちゃんとマニュアル見ながら練習してみたいと思ってます。

2020/01/07 (Tue) 22:26 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To OOKENさん

こんばんは。
毎度コメントありがとうございます。
イプでスバルを捕獲されたんですね!恐らく X 光条が大量に発生したのではないでしょうか(笑)
実は光条はそこまでシャープじゃないんですよ(^◇^;)
8時方向と2時方向の先割れが発生しているので、スパイダーの直交が少しズレているようです。。
イプとEOS6Dの組み合わせで私も悩んでいましたが、ステライメージでフラット処理をする場合、薄明時に明るめのフラットを1フレーム5秒前後の露光で50枚程度コンポジットすることで、うまくいくようになりました。

2020/01/07 (Tue) 23:00 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To Marshallさん

こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
評判の良い294MCがEOS6Dと比べてどれくらいの写りの違いがあるのかをみてみましたが、ダイナミックレンジの広さは294MCの勝ち。感度の高さも294MCの圧勝です。
でもフルサイズカメラの余裕感には敵わないなぁ、というのが率直な感想です。

FAPの短時間露光ファイルの位置合わせの方法ですが、まーちゃるさんの過去記事に詳しく解説されています。(まーちゃるさん、いつもお世話になります^^)
http://utamike.livedoor.blog/archives/16020702.html

2020/01/07 (Tue) 23:06 | EDIT | REPLY |   
ベルスター  

タカsiさん、こんにちは。ベルスターです。
素晴らしい馬頭星雲ですね。まず、素直に目が行ってしまう馬頭星雲、そしてシャープに処理された星々...☆
どこを見ても、手抜きの無い画像処理がされていて凄いです。
次回の作品も期待してますね。

2020/01/08 (Wed) 13:10 | EDIT | REPLY |   
タカsi  
To ベルスターさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。
馬頭付近、「こんな写真を撮ってみたい☆」と妄想しながら望遠鏡を買ったのを覚えています。
散々、いろんな対象を撮りまくっても、一周回ってこの付近に戻ってくるような気がします(笑)
今後とも宜しくお願いします^^

2020/01/08 (Wed) 14:33 | EDIT | REPLY |   
タケシ  

初めまして!
数々の素晴らしい写真で感動しております!
私は望遠鏡買ってまだ半年くらいの初心ですが、
ネットなどの情報収集をしながら撮影しております。

そこで今悩んでるのでフラット補正になります。
もしよければご教示お願いいたします。

まずは取得方法です。
スカイフラットの取得方法がいまいちわかりません。
今は自宅PCに当ててフラット取得しておりますが納得できるようなフラット補正ができてないと思います。
そこでスカイフラットに挑戦したいと思ってるのですがどのようにして撮るのでしょうか?
設定はlight画像と同じじゃないとダメなのでしょうか?(PCでの取得の際はSS、ISOも合わせず、ヒストグラムの位置だけ大体あせてます)

よろしくお願いいたします。

2020/01/11 (Sat) 18:52 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To タケシさん

こんにちは。
初めまして!お越しいただきありがとうございます。
望遠鏡買ってから半年とのことですが、私も望遠鏡買ったのが1年半前なので、1年くらいしか差がないですね^^;
フラット補正、私も1年くらい悩んでいました。
特に明るい光学系だとなかなか合わなくて、。
フラットの肝は大きく取得時と画像処理の工程順序にあると思っています。
私もPC画面でフラットを撮ったことがあるのですが、輝度ムラがあったり、RGBの色が合わなくて失敗していました。
今では、一番合うのが薄明時のスカイフラットです。
スカイフラットは、ホームセンターでウエスを買ってきて、2枚ほど重ねて使用しています。
デジカメの場合は特にシャッタースピードに気を付けています。
シャッターボックスけられを回避するには、最低でも3秒以上の露光が必要だと思います。
5~8秒のシャッタースピードで、isoはヒストグラムが真ん中になるくらいに合わせます。
フラット画像は必ず50枚は撮ります。
そして、同じ気温・isoでフラットダークも忘れずに取得します。
面倒ですが、ダーク・フラット・フラットダークを真面目に撮るようになって、フラット問題が解決するようになりました。
ご参考になれば幸いです。

2020/01/12 (Sun) 10:22 | EDIT | REPLY |   
タケシ  

タカsi さん、こんばんは。
回答いただきありがとうございます!
1年しか差がないのですね!
完成度の高い画像ばかりなので10年くらいされてるかと思ってました。

スカイフラットですが薄明時に撮るのがいいんですね!
どんどん明るくなるので大変そうですが(汗
いつも撮影が終わると早く帰りたいのでダークとバイアスだけ撮って帰ってました。
仕事の都合もあるので毎回は無理かもしれませんが、なるべくスカイフラットを撮って帰りたいと思います。

2020/01/13 (Mon) 19:03 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To タケシさん

こんにちは。
薄明開始時のスカイフラット、刻々と変化する明るさに焦りますが、撮影スタートを気持ち暗めから設定しておくと、予定枚数までサチらないで完了できることが多いです^^
秒数が長すぎると、完了時には白飛びしてしまっている時もあります^^;
どこでもフラットが決まる、LED板が便利なんですけどねぇ~。

2020/01/14 (Tue) 10:32 | EDIT | REPLY |   

コメントを残してくださいね^^