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賑やかすぎるでしょ! ic342銀河

タカsi

タカsi

先週の火曜日の遠征から早くも1週間が経とうとしています。
夜の天気もイマイチ安定しないので、月が多少明るくてもナロー撮影はしておこうと思う、今日この頃です^^
さて、大塔遠征での長焦点のメインターゲットは、きりん座のic342銀河でした。
この銀河は昨年の秋に執拗に露光時間を稼いでいましたが、仕上がりがイマイチで納得がいきませんでした。
今回は前回のリベンジということで、倍返し(え?フルイ、。)で臨みました^^

2020/10/20 きりん座 ic342銀河
SQM: 21.69  奈良県五條市大塔町 標高1031m 最低気温4℃ やや濡れ
架台:AXD2 APTにて撮影
ガイド:ASI 120MM-mini +120mm PHD2ガイド
撮影鏡筒:μ-250CRS  FL2500mm F10
撮影カメラ:ASI 6200MM PRO (冷却-10℃)
フィルター:astrodon TB gen2 LRGB
露出:gain100 300s L x32 ,R x6 ,G x6 ,B x6
 (総露光時間 250分)
LED Flat x各50  Dark x15 Bias x100
ステライメージ8にてコンポジット FAPにて対数現像 PSCC/PIにて強調処理

ic342 ver2

<10/27 星の色ずれを修正>
天の川の向こうに見える銀河ということで、たくさんの星々が写野一杯に広がるという、漆黒の宇宙空間にぽっかり浮かぶ銀河とは趣が違います。
全体的に赤っぽく、銀河も少し飴色に見えますが、これは天の川銀河の星間物質の影響らしいです。
当夜はシーイングもそこそこ良く、第二対象でしたが薄明開始まで目いっぱい露光できました。

今回初めてレデューサーを外してF10仕様で撮影してみましたが、暗すぎてオフアキが使い物にならないというハプニングがありました、。
仕方なくガイド鏡を載せてガイド撮影することにしましたが、結果としてはオフアキにこだわらなくてもガイドは問題なさそうです。
F10仕様は暗いですが、イメージサークルが拡がって、四隅まで良く解像してくれます。
今後はしばらくF10仕様で撮影してみようと思います。

IMG_8800.jpg
今回は気合を入れて、沢山出してしまいました、。
撤収が大変です。。
東の山の稜線には厚い雲がかかっていましたが、なんとか影響なく撮影出来て幸運でした^^

<10/27 追記>
FBにて指摘していただいた星の色ずれについて、従来よりステライメージ8で位置合わせを行ってRGB合成すると、どうしても色ずれが起こることが多く、悩みの種でした。
その都度、PSのフリンジ除去などでごまかしてきましたが、今回PIのスターアライメントを使ってみて目から鱗でした^^
星のずれがウソみたいに解消されて合成できています。
今後は星の位置合わせはPIを使うことにします。
星をマスクで置換して、修正版をアップしておきました♪
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Comments 12

There are no comments yet.
みお  

F10が暗いと言っても、普通の屈折望遠鏡がF8としても約1段暗いだけですからね…
あぁ、やっぱり普通のカラーいいなぁ…宝石みたいにキラキラして綺麗だ
でもF10の4時間でこんなに写るんですね。なんだ簡単じゃん(なお
小径センサで換算2500mmにしてもこう写らないんでしょうね。簡単ではなさそうだ

2020/10/27 (Tue) 06:44 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To みおさん

おはようございます。
毎度コメントありがとうございます^^
天の川周辺は星が綺麗ですよね。長焦点だと、微恒星の大群に悩まされることも無いですし、目いっぱい星を主役級に扱っても良いと思います。
今回のIC342の視直径は結構大きくて、フルサイズじゃないと収まらないという事情もありましたが、受け取れるフォトンの時間効率を考えると、この組み合わせはベストだと思っています^^
昨年はBKP200と1インチセンサーの組み合わせで同じ対象を撮っていましたが、同じS/Nを得るためには4倍程度の露光時間差があるかもしれません。。

2020/10/27 (Tue) 08:54 | EDIT | REPLY |   
こたろう  

おはようございます😃

さすが天の川の中なのに綺麗にまとめてあるね\(//∇//)\
まともなカラー作品は初めて見る対象と記憶してるけど、この銀河は赤ポチ以外もこんなに赤いの⁉️
F10はうちのにどすけ君もだけど大変よね\(//∇//)\

2020/10/27 (Tue) 10:20 | EDIT | REPLY |   
ひろたろう  

タカさんさん、こんにちは(^ν^)
流石μ-250CRSによる迫力あるIC342ですね!
天の川内にあるとの事ですが、タカsiさんの
見事な画像処理技術により星々の色が半端なく綺麗で銀河のディテールも見事であります。
それにしても物凄い数の撮影機材、それを見させて頂くだけでも貴重だと思います。
是非その光景を拝みたいであります(╹◡╹)

2020/10/27 (Tue) 12:25 | EDIT | REPLY |   
タカsi  
To こたろうさん

こんにちは。
コメント有り難うございます。
ちょうど一年前にIC342の手直しのアドバイスを頂いたことを思い出しました^^
その節はお世話になりましたm(__)m
海外の作例を漁ってみたところ、このエリアは全体的に飴色のベールがかったような発色になっているようで、今回も普通に現像していくとこのような色目になっていました^^
F10鏡筒は、撮影自体は問題ないのですが、オフアキガイドが大変です、。
F7ではガイドできていた星も、暗すぎて「ロスト」です^^;
長焦点の敵は、風・振動・悪気流・ピント・ガイド、、、って、全部ですね(笑)

2020/10/27 (Tue) 16:04 | EDIT | REPLY |   
タカsi  
To ひろたろうさん

こんにちは。
いつもコメント有り難うございます。
いろいろお褒めのお言葉、恐縮です^^
いつも銀河を撮っていると、周囲の星々が脇役になる事が多いのですが、この対象はどちらも主役級だと思っています。
他にもこのような対象があると思うのですが、小さい対象は難易度がさらに上がりますよね、。
ic342は視直径が20分近くあるので、満月を二回りほど小さくしたようなサイズなので、系外銀河としては大きい方だと思います。
機会あれば、是非狙ってみてくださいね!

2020/10/27 (Tue) 16:11 | EDIT | REPLY |   
おりおん  

こんばんは(^^)/
天の川の星々の遥か彼方に浮かぶ銀河、個性ある色合いと赤ポチが萌えますね。
昨年秋の・・・おぉ~!!エクステンダー入ってるけど183MMにBKP、ZWOのフィルターでしたか。
これは「撮ったほうがいいよ」というお告げですね。
まだBKPにモノクロは手が出せてないですけど、いづれは(^^)/

2020/10/27 (Tue) 20:42 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To おりおんさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
この銀河は素晴らしい作例に心を奪われて、去年からどうしても作品にしたかった一つなんです。
昨年はシーイングが悪くても何でもコンポジットしまくっていましたが、、少し成長しました(笑)
画角的にはエクステンダー無しでちょうどいいかもしれません。
是非、おりおんさんに撮っていただきたい^^
お会いする度に、342,342・・・と連呼すると思います( ̄▽ ̄)

2020/10/27 (Tue) 22:43 | EDIT | REPLY |   
ゴットハンド  

相変わらず飛ばしてますね。そんなに飛ばすと撮るとこなくなっちゃいますよ。(笑)
RGBだけなのに赤いポチポチのしっかり撮れていて美しいですね。銀河周辺の淡いところもしっかり表現されてて素晴らしい!
最近のタカsiさんの作品は、背景の「黒」が吸い込まれそうな迫力があり圧巻です。特にちょっと前のNGC1333の「黒」は凄かった。
ところで、PIって良いソフトなんですね。入れよう入れようとず~っと考えてますが、英語アレルギーなので敬遠してます。
ノイズ処理なんかもPIなんですか?

2020/10/28 (Wed) 16:44 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To ゴットハンドさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
もう冬の対象も半分くらい撮ってしまってたりします^^;
特に500mm前後の写野で切り取る対象が枯渇してきてヤバいです(笑)
やはり次代は長焦点銀河でしょうか、。
いやいや、まだまだナローで撮れる対象が多いはずですよね。
面白そうな対象、教えてください^^
PIは多機能で、天文に特化していて、海外勢のスタンダードで、、イイのはいいんですが、同じくとっつきにくいです、。
ノイズ処理はPIでも出来るんでしょうが、もっぱらCameraRawが使いやすいですね~。

2020/10/28 (Wed) 19:44 | EDIT | REPLY |   
UTO  

PIのSAは優秀ですよね。ステライメージでは1点もしくは2点(自動は判りませんが)で位置合わせですから、位置ずれが発生するのは仕方ない面もあります。CCDStackやDSSも多点アライメントしてくれるのですが、SAはもう一歩抜きん出てる印象を持っています。

それはさておき、IC342素晴らしく美しいです。こりゃ最優秀狙えるのでは・・。

ガイド鏡ガイド。凄すぎですね。オフアキ要らないじゃん、、
僕もCT12で安定性は増しているので、やはり試してみる必要がありそう。とても参考になります。

4台体勢!!凄いですね。自宅でも3台までしかやったことないっすよ、、。最近だと2台も上手くいかない有様です・・(;´д`)トホホ…

2020/10/28 (Wed) 20:28 | EDIT | REPLY |   
タカsi
タカsi  
To UTOさん

おはようございます。
コメントありがとうございます。
IC342は普通の銀河撮影とは違って、星の具合が気になる星雲撮影に近いような処理をしました。
海外の作品等はもっと飴色ベールがかかったような色合いですが、そこはもう好みの範疇だと解釈しています^^;
星の位置合わせですが、特に長焦点や異鏡筒での合成時にズレが発生していたのが悩みでした。
PIの場合はPSでやっていたパペットワープ以上に正確に合わせてくれるので、SAの機能だけでもPIを使う価値はあると思いました^^
現地での展開は、、そろそろ減らします(笑)

2020/10/29 (Thu) 07:46 | EDIT | REPLY |   

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