明けましておめでとうございます。
寝正月だった三が日も過ぎてしまいましたが、今年も天文ライフを満喫していきたいと思います^^
緊急事態宣言が再度発布されるような気配ですが、はやくコロナ禍が治まって欲しいと願うばかりです。
さて、年末年始は満月期ということで、撮影に出かけることもなく、大人しく画像処理や機器調整を行っていました。
昨年の撮影分になりますが、既に季節ハズレ感の漂うぎょしゃ座の勾玉星雲アップになります。
輝度の高い星雲で写りもいいので、今回はナローバンドで拡大撮影してみました。
2020/11/25 ぎょしゃ座 IC405 SAO合成+星色RGB
SQM 21.24 奈良県宇陀市 U.D.A観測所 びしょ濡れ
架台:EQ8R APTにて撮影
ガイド:GT-40 ASI120MM-mini PHD2ガイド
撮影鏡筒:μ-250CRS RDx0.73
撮影カメラ:ASI 6200MM PRO (冷却-10℃)
フィルター:astrodon TB gen2E
露光時間: gain100 300s Ha x12, S2 x11, O3 x21(総露光220分)
Sky Flat 15 Dark x15 Bias x100
SI8にて下処理 PI・PSCCにて強調処理
<RGB画像>2020/10/20
撮影鏡筒:RASA11" FL620mm F2.2
撮影カメラ:ASI 2400MC PRO (冷却-10℃)
い、厳ついですね(^^;
なんだか魔除けに使えそうな造形です。。
ナローバンドで撮影すると、星雲のディティールは良く出るのですが、青い反射星雲の部分はブロードバンドの表現には敵いません。
星色と反射星雲の抽出にブロードバンドカラーを使用しています。
最近では、このミックス具合が定番化してきました^^
さて、いきなり赤猫さんですが、今まで微動操作が欲しかったフォーカス部分にEAFを装着してみました。
奥の赤猫さんにはASIAIR PROが装着されています。
ASIAIRを購入してから何度かテストしてきましたが、いまだに実戦投入は見送ってきていました。
この度、オートフォーカス機能が実装されたとのことで、EAFにて完全制御できるかテストしてみました。
結果は上々で、Vカーブにてオートフォーカスがしっかり機能していました。
これによって、以下の機能が使えるようになりました。
①撮影開始時にオートフォーカス実行
②フィルター交換時にオートフォーカス実行
③指定した温度変化にてオートフォーカス実行
④自動子午線反転後にオートフォーカス実行
これは最高ですね!
完全放置撮影がASIAIR PROでできるようになりました。
次回遠征時からデビューさせたいと思います♪
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